アスベストと呼ばれる物質は非常に危険なもので、肺がんのリスクがあると言われています。それならば、最初から使わなければよかったと言う人もいるかもしれませんが、実は肺がんのリスクがわかった上アスベストがよく使われ始めてから10年ぐらい経過した頃になります。日本では1960年代当初からビルやマンションなどに使われていました。しかも壁や床などによく使われており、利用しやすさもあったといえます。
なぜなら断熱材にしてはあまりお金がかからなかったからです。それ故逆に、多くの建物で使われる流れとなった事は非常に皮肉なことかもしれません。その後、1970年頃になるといよいよ肺がんになるリスクがわかってきたため、建物の表面での使用を禁止することにしました。ただそれでも、その後2005年まで利用されていたと言われていますので、たいていは建物の内側で利用していたことがわかります。
ここからわかることは、少なくともリスクが分かり法律で1部禁止されてからは、建物の内部に住んでいる以上は、特に問題がないことがわかります。しかしながら、建物を解体作業する時や1部リフォームをして建物の壁などを壊す場合アスベストが舞い散る可能性があるため、それ以前に分析をした方が良いです。分析をするのはアスベスト専門の分析をしている会社に依頼することになるでしょう。そして結果が出た場合レベル1からレベル3までのどの段階なのかを教えてくれます。
レベル1が1番危険性が少なくレベル3が1番危険と言われていますが、1970年以降の建物ならば、レベル1からレベル2になることがほとんどになります。アスベストの分析のことならこちら
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