アスベスト分析を丁寧にしよう

昔の建物は、危険な物質が含まれていたと言われていますが、具体的にはおそらくそれはアスベストと言われるものかもしれません。アスベストは2005年以降あまり聞かないことになりましたが、現在建築されている建物であっても、アスベストが入っている可能性があります。2005年以降に建築された建物はほぼ皆無といったようですが、それ以前に建築された建物がそこら中にありますので、危険性が全くないわけではありません。しかし、そうするとアスベストはとにかく危険なので最近の建物は全部分析した方が良いなどと言う人がいます。

確かに分析をする事は重要かもしれませんが、よくわからない情報に惑わされない方が良いといえます。危険性があるとは言え、その直によって危険性が全く異なります。1番レベル3と言われる危険な建物は1960年代に建築されたマンションやビルなどです。一般家庭でも関係あると言われていますが、やはり多くはマンションやビルなどに偏っていると言って良いかもしれません。

そのような建物を分析してみると、床や壁などにアスベストが使われていることが少なくありませんでした。そして現在はかなり除去したことからあまりないと言われていますが、1970年代の建物にも若干含まれているわけです。ただ1970年代以降に関しては、壁などについているケースは少ないと言われているわけです。ではどこにあるかと言えば、壁の中に配管等がありますがそこで使われているケースがあるかもしれません。

あるいは、断熱材として利用されているため普段の生活をしていてもほとんど関係ありませんが、リフォームや解体工事などをしたときには出てくる危険性もあります。そのような建物があるとすれば、事前に調査を入れておいた方が良いと言えるでしょう。