アスベスト検査のフローとは?

建物を解体・改修するとき、ほとんどのものはアスベスト調査が必要です。石綿が禁止されたのは2006年のこと、まだ20年も経過していませんから対象となる多くの建物に使用されている可能性があります。それでは対象の建築物にアスベストが含まれているか検査するときはどのような流れで依頼するのでしょうか。まずは初回のスクリーニングが行われます。

建物の設計図や工法をもとに石綿が使われているか確認する作業です。ここで使用されていることが確認されると除去工事に進みます。初回のスクリーニングで確認できなかった場合は第2次のスクリーニングです。これは現場にスタッフが直接赴いて目視にてアスベストの検査が行われます。

多くの場合はこの二つのスクリーニングを通して判断されることが多いです。検査したらアスベストの採取と分類です。石綿は大きく6種類(クロソタイル・アモサイト・クロシドライト・トレモライト・アクチノライト・アンソフィライト)に分かれますが、どの種類が用いられているか分析する必要があります。分析では含有量も調べられます。

分析結果は主に書面での報告です。重要書類となるので依頼するときはしっかりと確認して保存しておきましょう。以上がアスベストの検査の大まかな流れとなります。もし含有されていたら工事のフローも変わってくるので注意してください。

石綿は吸い込むと人体に悪影響を与えることが注意されますから、しっかりとした会社に依頼するようにしましょう。

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