アスベスト調査の方法とは

アスベスト調査には定性分析と定量分析の2種類があります。定性分析とは、アスベストが含まれているかどうかを調べることが出来ます。その性質上、採取道具が非常に重要となります。チャック付きのビニール袋と防塵マスクが使用されます。

採取の際に吸引してしまっては元も子もないからです。採取量はゴルフボール1個程度であり、これくらいで十分にアスベストの判定を行うことが出来ます。素人でも行うことは可能ですが、危険性と正確性を鑑みるとプロに任せた方が無難と言えるでしょう。定量分析はアスベストが含まれている量を調査するものです。

どんなに少なくても入っているのであれば同じでは、と考える方もいるかもしれません。しかし、日本では規制値を0.1%と設定しており、これを下回っていれば問題ないとされています。それゆえに調査で量を調べることが大切です。製品や建材の一部分を調査し、全体に含まれている量を推定することが出来ます。

アスベストと言っても1種類ではありません。アクチノライト、トレモライト、アンソフィライトなどの種類があります。これらは危険性が確認されています。いずれが見つかった場合には、確認試験が実施されます。

そのため、結果的にやや時間がかかってしまうこともあります。2週間以上は余裕をもって依頼することをお勧めします。ただし、営業日以外には調査が出来ないことがほとんどなので、営業日だけで起算する必要があります。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*